社長トイレ掃除事件からわかった、変化に強い管理部門の特徴?

私は面接官もやってますから、

面接で会社を理解してもらうためいろんなエピソードを交えて話しています。

よく話すのが、社長トイレ掃除事件。

 

入社して一ヶ月ぐらいだったでしょうか。

社長といっしょに、学生さんがたくさん集まる講演にいくことになりました。

電車での移動中、前から気になっていたことがあったので、社長に聞いてみることに。

「カレンダー見たんですけど、朝にトイレ掃除やってるんですね。

あれはやっぱり、社長自らトイレ掃除やるっていうポリシーなんですか?」

 

『社員が交代でトイレ掃除当番やってるから、

社長だけやらないのは違うと思ってやってるんだよ。』

 

という社長の返事。

 

ほー、と思って、オフィスに戻ってから総務担当に話しかけます。

「あの、トイレ掃除当番に私がまだはいってないので、入れてもらえませんか?」

 

『え?もう半年前から業者に掃除はお願いしてるけど・・・』

 

つまり、社長の予定にリピートでトイレ掃除がはいっており、

それを秘書が消し忘れていたため、社長だけがトイレ掃除をしていたのでした。

ずっこけ秘書やろうって感じなんですが。

 

そういうことがたびたびある会社で、抜け漏れも多くて、

入社当初は「これなんとかしないとな−」と思ってたのですが、

最近は考えが変わりました。

 

これ、業務フローを整えてもっとルール決めていけば「ちゃんとできる」んでしょうけど、

そこを「ちゃんとやりたい」ってひとたちだけで管理部門をつくってしまうと、

たぶん、朝令暮改をよしとするこの会社のペースにあわなくて、無理なんだろうなと。

 

「今日からひとり入社するのでPCとか準備しておいてください」とか

知らないうちに部署内で人事異動が起きてたりするときに、

「事前に知らせてよ!」って思う派と、「あ、そうですか。わかりました対応します」って思う派があったとしたら

たぶん前者の人がうちの管理部門やってたら

ストレスが多すぎて 、仕事にならないかもなあということです。

 

もちろん、ちゃんとしたほうがいいし、だんだん前進はしてるんですが、

基本は突発的な対応を拒否しないってところが大事で、

そのためなら大事故にならない抜け漏れは許容する必要があるのかなと思っています。

 

「 ルールを決めないから面白い」ってのも、

こういう価値観の人たちが管理部門やってないと難しいのかもしれませんね。